ホテルの窓から
上海2日目。快晴です。絶好の観光日和となりました。ホテルは食事なしのプランで予約をしましたので、朝食は地元の食堂で頂きます。ことりっぷの地図(私)とGoogle Map(相棒ちゃん)片手にさっそくおでかけです。
今回お世話になりましたホテル。素敵ホテルでした♪
この日の予定は外灘(ワイタン)散策、田子坊(デンシボウ)散策です。まずは外灘に向かいました。事前にことりっぷで朝食を頂くお店をチェックしていて、「五芳斎(ウーファンヂャイ)」へ伺う予定にしておりましたが、地図の場所に行ってもお店を見つけることができませんでした。地図の場所と思われる所には別のお店があって、まぁいいか♪と、その別のお店に入りました。
お店は「豊裕(フォンユー)」です。外灘からすぐ近くの地元の人が通っているだろう雰囲気のローカル食堂!これはー、英語通じませんですね。店内もけっこう混んでいたので空いたスペースを素早く確保しました。奥にあるカウンターで注文し、支払いを済ませてから右手にある調理スペースにいる人にレシートを渡すようです。カウンターには中国語表記のメニューしかなくて、さて、これはどう注文しようかと悩みました。こちらは中国語が話せませんがレジのおばちゃんは中国語しか通じなさそう。ふと、調理スペースの上の壁を見ると写真入りでメニューの表記があるのが目に入ったので、その食べ物の写真をスマホで撮影し、レジのおばちゃんに見せて注文をしました。
地元食堂で初めて注文したのは上海名物の生煎(ションジエン)です。生煎は小籠包を蒸し焼きにしたものです。4個で4元(1元=約19円)で、これは2人分です。これで約160円は安い〜!
焼き目がきれいなきつね色!小龍包を蒸し焼きにしているとあって、表面がカリッとしていて中が肉汁でジューシー。噛むと肉汁がじゅわっと飛び出してきます。熱々でとてもおいしいです。箸が止まりません。あっという間に食べてしまいました。もう少し食べたいなぁと思って周りを見てみると、みなさんどんぶりのものを食べています。お隣に座っていたおじさんもどんぶりを食べていました。スープにワンタンみたいなのが入っていました。さっぱりしていておいしそう。だけどどうやって頼もうかな?と思い、再び壁の写真を見てみると何となくそれっぽいのがあったので、再びスマホで撮影してレジのおばちゃんに注文をしました。
相棒ちゃんがカウンターでどんぶりを待っている間、私は席に座ったまま店内を眺めていると隣のおじさんがとんぶりにまだ残っているのにどんぶりをカウンターに持って行って店員さんに何か話しかけていました。何だろうと思って見ていたらスープのお代わりのようで、スープを足してもらっていました。へー、スープもらえるんだと眺めていたらそのおじさんと目が合ってしまいました。
「日本からキマシタカ?」と話しかけられて、「ハイ。」と答えたら、おじさん、「大学で日本語勉強してマシタ」って。スゴイ!
そこにどんぶりを持った相棒ちゃんが戻ってくると、おじさんは英語で相棒ちゃんと話し始めました。おぉぉっ、英語も話せるの?!すごいな、おじさん。
おじさんによるとこちらのお店は地元の人に人気だし、歴史あるお店だよとの事でした。相棒ちゃんがお店の人気メニューは何?と聞いたところ、最初に食べた生煎と頼んだどんぶり、鲜肉小馄饨(ワンタン)でした。お店の人気メニューを無事食べることができて良かったです。
ワンタンはプリプリしていて、あっさり目のスープとおいしく頂きました。ワンタンたっぷり入っていました。これは朝ご飯にいいですね。こちらは5元でした。
おじさんには上海市内は1日もあれば観光できるから、ぜひ杭州に行ってみてねと言われました。杭州は今回の旅行では時間取れなくて行けませんが、この旅が楽しかったら次は杭州行きたいと思っていたので、ぜひ行かなくてはと思いました。
生煎はお持ち帰りもできるようですよ。テイクアウトして食べ歩きも楽しそうですね。店内が混んでいて入れなかったらテイクアウトを利用してみるのもいいかな。
さて、朝食を無事済ませることができたので、観光です。このお店のすぐそばに外灘(ワイタン)があります。外灘エリアはヨーロッパのような建物が並ぶところでぜひ見てみたいと思っていた場所でした。
わー!!素敵!
クラシカルな洋館が並んでいて、ここがアジアだという事を忘れてしまいそう。すごく雰囲気が良くてヨーロッパにいるような気分です。電線がないからより美しく見える!赤の中国国旗がはためいているのが印象的。
クラシカルな雰囲気の外灘の対岸は、近代的な建物が立ち並ぶ浦東(プウドン)エリアです。この対比がすごく面白いなぁと思いました。私は上海を訪れるのはこれが初めてだったのですが、相棒ちゃんは2回目。「ひぇぇ、10年前に来た時は浦東、こんなに建物なかったと思うけどなぁー」って言ってました。ずいぶん変わったようですね。
銅像もありました。
外灘と浦東の景色を楽しんだので、南京東路へ向かう事にしました。この辺りは人がいっぱいで賑わっていました。こちらは歩行者天国があるとの事だったので、少し歩いてみてから地下鉄で移動することにしました。
途中、大丸のそばで男女2人組に写真撮影を依頼されました。こんなところでシャッター?何を背景に写すわけ?と不思議でしたが大丸を背景に写しました。日系のデパートが珍しいのでしょうかね?お礼にお2人も写してあげましょうか?という雰囲気だったので、カメラを渡して写してもらいました。背景は100年くらい続く商店とか説明されました。カメラを返してもらうと日本語で何だか色々話し始めました。自分たちは上海に遊びに来たとか、日本語勉強中とか、何だか色々・・・。日本のどこから来ましたか?と聞かれたから沖縄と伝えたら分からないって。まぁそうなのかな?地図で書いて教えてと言われ、紙とペンを渡されたからざっくり書いたら分かった模様でした。えらい長々と話すなぁ、早く観光続けたいんだけどなぁと思っていたところ、「近くに老舗のお茶屋さんがあるから一緒に行こうよ。日本の事もっと教えて欲しいし」と言い出しました。はぁ?君たちは日本の事を知りたいかもしれないけれど、私たちは観光で上海に来ているんだから観光を続けたいんですけど・・・。
私はこの「○○へ一緒に行こうよ」というのが苦手なんです。これは絶対何か買わされるだろうなぁーと思い、相棒ちゃんに「英語で急いでるからもう行くよ、サヨウナラって言って」とお願いして、早々に引きあげました。
帰国してからネットで調べて分かったことなのですが、上海ではこんな風に日本人に話しかけてきてお茶屋さんや画廊へ連れて行き、高額なものを買わせるという詐欺まがいなことが横行しているそうです。なので、上海に旅行する時は充分気をつけてくださいね。(参考→
☆)
もちろん、話しかけてきた人が全て詐欺グループという訳ではないでしょうけれど、見知らぬ土地ですからね、警戒はした方が良いと思います。
2人組をあしらった後でぐったりしたのでスタバで休憩しました。グリーンティーは20元、コーヒーはトールサイズで22元でした。
スタバの店内のインテリア。何となくですがオリエンタルと言うか中国の雰囲気がします。あ、そうそう、スタバに限らずですが、上海にあるファストフードのお店は店内で飲食する場合、飲食を終えた後にテーブルにそのまま置いておいていいようです。スタッフさんが片づけてくれます。楽ちんで良いですねー。
ようやく(?!)南京東路の歩行者天国に到着しました。観光客で賑わっていました。右手にはアップルストアがありました。
アップルストアは週末だからなのか、ものすごく混んでいました。お客さんがいっぱい!!上海でもiPhoneは人気があるのですね。一通り眺めてからお店を出ました。さて、地下鉄に乗って次の場所へ移動します。
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週末上海!吉祥航空で上海へ
季節によって違うのかなぁ?
生煎、美味しいですよね。
熱々だからビールにピッタリ。
でも、朝ごはんみたいだったからビールは
飲みませんでしたか?
ワンタンも美味しそう。
〆の一品に合いそう(笑)
あーまた中国に行きたくなってきました。
出張について行こうかなぁ。
上海滞在中、お天気に恵まれたのできれいな青空でした!
が、kentさんが行った時は違いました??
季節にもよるかもしれませんね。風向きでチリが飛散してしまうとか・・・?
生煎おいしかったですー!
上海に行く前に神戸の中華街で食べたのですが、全然別物でした。本場のがおいしい♪
これは朝9時くらいだったのでさすがにビールは控えましたが、絶対にビールと合わせたらおいしいですよね。
ワンタンは胃に優しいスープが朝食にもシメにも良いだろうなって思いましたよー。
上海は私もまた行きたいと思っている街です。
kentさんもぜひ奥様の出張の同行で!
ruriさんのお写真はものすごく伝わってきますね。おなかすきました(笑)。
スタバも全然違うんですね。
中国ってわたしは興味なかったけど、上海ちょっと行ってみたくなりました。
生煎はすごくおいしかったですよー。
食べることが大好きだから想いが伝わるのかもです(笑)
景色の写真より食べ物の写真の方が断然好きですし・・・。
実は上海、私は全然興味がなかったのですが、主人に押し切られて渋々了承したところ、
とても楽しんだので、先入観はいけないなぁって思いました。