4月20日土曜日に開催された、
第3回古宇利島マジックアワーRUNに参加しました。
夕方の4時スタートのハーフマラソンです。ワルミ大橋や古宇利島の橋がコースになっていて、走りながら夕日を見るという素敵な大会です。前日の天気予報では曇りのち雨の予報。どうか雨は降らないでください。ずぶ濡れで走るのはもうコリゴリです!!
・・・って思っていたのに、当日は、走っている途中から雨が降り出して、走るのが遅い私は土砂降りの中走ることになってしまいました(涙)
お昼はこんなにお天気が良かったのにー!!
4時スタートの大会なので、ゆっくり会場に向かえばいいのかなと思っていましたが、駐車場が先着順だったり、交通規制が早く始まることから、11時くらいに会場に到着するように行くのが確実に車が停められそうだったので、主催側の案内通り早めに会場に到着しました。ゼッケンと一緒に屋台で使える500円チケットを頂いたので、さっそく腹ごしらえです。
県産の豚を使ったどんぶりです。甘めのタレでご飯が進みました。あとは本部牛のカレーと焼きそばを食べました。炭水化物をたくさん摂って、パワーをチャージです。
それにしてもスタートまで時間がありすぎる!(笑)食事した後は芝生でゴロゴロしていましたが、あまりにもヒマ。けどあんまり早くから体を動かすと体力のない私は本番で使う体力がなくなるので、あまりウォーミングアップもできないし。さてどうしたものかと、フラフラ歩いてみました。
おぉー!海が見える場所はっけーん!
真ん中に見えるのが、中間地点のある古宇利島。ここからあんな遠くまで走るのか・・・大丈夫か?と不安になります。
何もしない時間を過ごし、スタートまで1時間という頃、ようやく準備体操を始めました。スタート30分前になると、参加者は皆、少し離れたスタート地点へ案内されました。
スタート前はみんなテンション高いです。
4時にスタート!
これから長い旅が始まります。
最初の3〜4キロはテンションも高いし、ゆるい下り坂になっていたことから、バンバン走れました。お天気も崩れることなく、むしろ太陽が出て暑いくらいでした。ワルミ大橋が近づくと上り坂になって、しんどくなってきましたが、それでもまだまだ元気で、のんきにおしゃべりしながら走っていました。
給水所が2キロごとにあって、地元の子供たちが力強く水の入ったカップを渡してくれたり、フラで応援してくれるマダム達、トマトやバナナを配ってくれる人たち、道沿いで応援してくれる人たち・・・。元気をたくさんもらえました。
何とか古宇利大橋に到着です。橋を渡るのは楽しいけれど、坂道がつきものでツライ・・・。
それでも古宇利大橋を自分の足で渡るっていうのはこういう時じゃないとできないから、楽しかったです。風が気持ちいいし、海もとってもキレイ!ここで記念写真を撮りました。
ようやく8キロ。もうすぐ半分です。このテンションなら何とか行けそうだ。
古宇利大橋を渡って駐車場に入ったところで、中間地点でした。まだまだ余裕があると思っていたのですが、制限時間まで残り5分とか?!
えー!橋ではしゃぎすぎたのかなぁ?(笑)ちょっと休憩しようと思っていたのですが、そんな時間はないので、そのまま走り続けました。
そしてこれからが過酷でした。
古宇利大橋を渡りきる少し前からポツポツと雨が降ってきました。小降りなら体をほどよく冷やせるからいいやと思っていたら、雨の量はどんどん増えてきて本降りとなってしまいました。雨が目に入って痛いし、体はほどよく冷やすどころかちょっと寒いくらいになってくるし、挙句の果てには目の前上り坂だし(汗)少し前の橋の上で浮かれて写真を撮っていた時のテンションの高さが一気に落ちました。
往路でゆるやかに下ってきた坂道が、今では急な上り坂になって立ちはだかっています。もう走れないと思って歩こうとしたら、『歩いたらもう走れないからダメ!』と言われて引っ張ってもらったり、背中を押してもらったりする始末。本当につらいなあと思いましたが、雨の中、ずっと応援してくれている人や、ボランティアの方々を見たら、あんなに濡れているのに応援してくれるなんて・・・と思い、絶対に完走してやると必死に走りました。
途中で月桃とシークヮーサーの香りが出るミストがあって、それにかなり癒されました。
そして私にとっては最大の難所となった、復路のワルミ大橋の上り坂。
これが本当につらかったです。必死に走っているのに全然前に進まなくて、坂道が壁のように思えました。それでもその坂道をクリアしたら、あとはそこまで勾配がなかったので、何とか走れました。ゴールまでそのペースで行けたらよかったのですが、体が冷えたせいか足がつってしまい、ストレッチしては走り、またつるから伸ばしてから歩いてみたり・・・とたくさん時間を使ってしまいました。雨はあいかわらず降り続けていて、普通に傘をさして歩いていても靴がビショビショくらいの雨でした。そんな中、走っている自分が何だかおかしくなってきました。
時間は夜7時が近づき、だんだん薄暗くなってきました。ゴール手前数キロから、手作りのキャンドルがコースに置かれていましたが、雨のせいで火が灯っているキャンドルはほとんどなく、せっかく準備されたものなのに残念だなぁって思いました。
でも火が灯ったキャンドルを見ると、こんな雨の中で道を照らしてくれてありがとうって思って、何とか走れました。
タイムはギリギリ3時間切れました。自己ベストとは行きませんでしたが、悪天候の中頑張れたかなと思います。
完走後、後夜祭があったのですが、全身ずぶ濡れだったので、すぐに帰ってしまいました。
お天気が良かったら会場で完走の余韻に浸りたかったのですがね。
それにしてもきれいな夕日を見ながら走れるかなぁって思ったのに。
来年は良いお天気だといいなぁ〜。晴天すぎても暑くて困るけれど、夕日見るなら晴れがいいですよね。
参加した皆様、お疲れ様でした!
そして主催者の方々、ボランティアの皆様、それからランナーを迎えてくれた地元の方々。
本当にありがとうございました。