台湾3日目の午前中は自由行動。1時過ぎにホテルへ迎えが来るので、チェックアウトを済ませてフロントに荷物を預けておでかけします。ホテルで朝食もついていましたが、台湾最終日なので、朝昼兼ねてあの有名店、鼎泰豊で食べることにしました。台湾に着いた日、空港からホテルまでのバスの中で、ガイドさんからツアー参加者だけが買える鼎泰豊の人気メニューが食べられるチケットというものを購入しました。名店で大行列の鼎泰豊だけど、このチケットを提出すれば、優先的に案内をしてくれるというもの。メニューは小籠包以外に、人気のメニューを集めたお得なコースが楽しめますとの事でしたので、お店で待つのが嫌だからこのチケットを購入しました。チケットは1人700元でした。
ホテルで鼎泰豊の行き方を聞いたら、地下鉄で2駅。駅までは徒歩5分くらいとのことでしたので、台湾に来て3日目にして、ようやく台湾の地下鉄を利用することになりました。駅までの道のり、途中で昨日のお昼に行った
梅子を見つけ、地理が全く分からないと、ホテルからこんなに近い場所にいたことも分からないねーと話しながら駅へ向かいました。
まもなく松江南京駅に到着しました。こちらは地下鉄の入り口です。とても近代的でおしゃれ!!そしてとてもキレイです。
券売機です。外国で買う切符。緊張します。人が少なかったから、券売機の前でまごまごしていても地元の人の邪魔にならなかったから良かった。
これが切符です。トークンと呼ばれるコイン型の切符。壊れるまで使えそうだからいいですねー。あとは1日乗車券みたいなのもあるみたいなのですが、ガイドさんの話だと、1日市内で電車移動するなら必要だけど、タクシーも安いし、路線利用するごとに買う方がいいよと言われました。ちなみに目的地までは2駅で20元です。
電車はとても空いていました。そしてとてもキレイでした。通勤ラッシュとかあるのでしょうかね?日本みたいにギュギュウの電車には乗りたくないけど・・・。
あっという間に鼎泰豊の最寄りの東門駅に到着です。地上に出て手持ち地図を広げて、鼎泰豊の方角へ歩いていくと・・・
目の前に台北101が見えました!!台北のランドマーク。今回の旅行で行先に含まれていなかったけど、せっかくだから見てみたいなぁと思っていたので、見られて良かったです。ガイドさんの話だと、台北101の周りは地価が高いからお金持ちが住んでいるということでした。庶民の旅行者は、見学だけでも行けたらいいなぁと思います。今回は時間がなかったから遠くから見るだけでした。
11時前に着いたら、やっぱりお店は満席で、店の前には20人くらい待っていました。事前に購入したチケットを渡したら、5分程度待って案内されました。すごーい。
お店に入ってすぐのところで、大勢の職人さんが小龍包を包んでいました。セイロが山積みでタワーになっている!
席に着くと小皿やジャスミンティーが用意されていました。卓上には調味料のセットも。ラー油って英語だとチリオイルなんだぁと思いながら見ていたら、すぐにセイロが運ばれてきました。
まずは小籠包です。店員さんが小皿に酢としょう油を入れてくれて、小籠包の食べ方を説明してくれます。ここの小籠包の食べ方は、タレに小籠包をつけてレンゲにのせ、添えられたしょうがをレンゲにのせます。そして小籠包を破いてスープと一緒に食べるという方法です。猫舌の人はこの食べ方が良いと思いますが、私はせっかくたぷたぷのスープに包まれた小籠包をレンゲの上で破いてしまうのはもったいないと思うので、小籠包は破かず口に放り込みます。私はヤケドするほど熱い!!とは思わないのでこの食べ方ですが、熱いのが苦手な人は店員さんが教えてくれたとおりに食べてくださいねー。
薄皮に包まれたスープと肉餡が口の中で弾ける小籠包は、めちゃくちゃおいしいです。お肉の味もしっかりするし、スープも皮もおいしい!
新宿の鼎泰豊で食べたものとは何かが違うと思います。新宿のより熱々だしね。
おいしいからあっという間に小籠包はなくなりました。
青菜の炒め物と酸辣湯です。中華料理の青菜の炒め物ってシンプルだけどおいしいですよね。野菜のシャキシャキ感も残っているし。家では作れない炒め物です。酸辣湯は酸味がちょっぴりあり、とろみのあるスープでした。とろっみがあるから冷めにくく、温かな状態がキープされていいですね。それにしても食べるものが何もかもおいしい。
餃子は2種類を1人1個ずつ頂きました。まずは野菜と豚肉の蒸し餃子、そして魚の餃子です。野菜と豚肉の餃子は普段食べている焼き餃子と具があんまり変わらないけれど、蒸してある分、ヘルシーで味が凝縮されている気がしました。魚餃子の方は小籠包ほどではないけれどスープが入っていて、ジューシーな餃子でした。魚は何だろう?白身魚かなとは思いますが、台湾で獲れるお魚かな?
玉子チャーハンはパラリとしていて、とっても軽くておいしかったー。ご飯大好きの相棒ちゃんがすっかり気に入っていました。油でベタベタしていないから、食べやすかったし、おいしかった。
ここでチケットの料理はあとデザートのあんまんで終了でしたが、せっかくなので、もうちょっと何か食べようという事になり、2品追加しました。
まずはヘチマとエビの小籠包です。ヘチマって内地では食べる文化ないですよね。沖縄だとヘチマはナーベラーと呼ばれていて、味噌煮で食べるのですが、台湾でも食べるのですね。持っているガイドブックで、鼎泰豊とは別のお店のものではありましたが、ヘチマとエビの小籠包はおいしいから食べてみてと書かれていたので注文しました。水分の多いヘチマを小龍包の具材にするのは難しそうと思いましたが、スープがたっぷりで小籠包に向いているのかな?!何もつけずにそのまま食べてくださいと言われたので、そのまま口に運びました。あっさり塩味なのかな。エビの旨味がおいしい小籠包でした。
続いてこれまたガイドブックでおいしいと紹介されていた小籠包で、カニみそ入りの小籠包です。カニの形にカットされたものが添えてあってカワイイ。こちらの小籠包はカニみその旨味が凝縮された濃厚な小龍包でした。これまたおいしい!ですが、濃厚なのでお腹いっぱいの時に食べるとキツイかもしれません。私たちはおいしくこれを食べた後に満腹になりました。予定ではこの後坦々麺を食べる予定だったのに!(笑)
最後にデザートのあんまんです。小籠包と同じようにあんが包まれています。薄い皮に包まれた甘いあん、バランスがとても良かったです。私はあんこが苦手なのでひとくちかじって、あとは相棒ちゃんにあげちゃいましたが、甘党の相棒ちゃんは大絶賛でした。
初、本場での鼎泰豊はとてもおいしくて満足でした!また来たいなぁ。今度は今回食べられなかった料理を色々食べたいなと思いました。メニューを見るといっぱい種類があるんですよ。小籠包がとても有名だけど、他にもたくさん料理があるんだなーと。本店はとても混んでいてものすごい人ですが、支店もいくつかあるみたいですね。行先に合わせて訪れる場所を選んでもいいかなと思いました。
あ、ここのトイレ、素敵です。女性だけか分かりませんが、トイレに1人店員さんがいて、客が個室を利用するたび、個室を清掃してくれるんです。ものすごいサービスでびっくりしました。
鼎泰豊のゆるキャラ?!小籠包ちゃんとセイロちゃん。正式なお名前は、包仔ちゃんと籠仔くんだそうです。
今回の台湾旅行のために買ったガイドブック。
旅のしおりを作って旅行したくなります。
帰国後購入。筆者の体験だからとても参考になります。
これ見て行きたいとこがたくさん!
もう一度行く時にはこれを買うつもり。